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海外赴任前にやってよかったこと|出国前に準備して実際に役立ったことまとめ

海外赴任が決まると、ビザや引っ越し、荷物の準備だけでなく、お金のことや携帯、車、家のことなど、やることが一気に増えます。
わが家の場合は、夫が先にインドへ単身赴任し、約1年後に私と子どもが帯同しました。
家族全員で同時に渡航するケースとは少し違いますが、準備期間が長かったからこそ、NISAや銀行、携帯電話、車、マイホームなど、日本にいる間にひとつずつ整理することができました。
当時は「必要だからやっている」という感覚でしたが、実際にインドで暮らしてみると、
「これは日本にいるうちにやっておいてよかった」と思うことがいくつもあります。
特に、お金や契約に関する手続きは、海外に出てから対応しようとすると面倒になることもあります。
また私はもともと胃が弱く、妊娠中から逆流性食道炎もあったため、渡航前に胃カメラ検査も受けました。
海外赴任前は荷造りに目が向きがちですが、振り返ってみると、こうした「日本にいるうちに済ませておくこと」も大切な準備だったと感じています。
この記事では、インド駐在を実際に経験して感じた、海外赴任前にやっておいてよかったことをまとめます。
すべての海外赴任家庭に同じ準備が必要というわけではありませんが、これから海外赴任や家族帯同を控えている方の参考になればうれしいです。
海外赴任前は「日本にいるうちにやるほうが楽なこと」を優先した
海外赴任前は、本当にやることがたくさんあります。
引っ越し荷物を考えたり、現地で必要なものを買いそろえたり、子どもがいる家庭なら学校や生活用品の準備もあります。
私も最初は「インドに何を持っていくか」ということにかなり意識が向いていました。
でも、実際に海外で暮らし始めてから振り返ると、早めにやっておいてよかったと感じるのは、荷物の準備だけではありません。
むしろ優先してよかったのは、
- NISAや銀行などのお金まわり
- 日本の携帯番号
- 生命保険やクレジットカードなどの契約
- 車やマイホームのこと
- 日本にいる間に確認しておきたい体のこと
など、海外に出てからだと手続きが面倒になりそうなことでした。
もちろん、海外赴任前にすべてを完璧に準備する必要はないと思います。
インドに来てからでも買えるものはたくさんありますし、一時帰国のときに対応できることもあります。
だからこそ、限られた準備期間の中では、
「日本にいないとやりにくいことは何か」を先に考えておくと、少し準備しやすくなると思います。
ここからは、わが家が実際に出国前にやっておいてよかったことを、ひとつずつ紹介していきます。
NISA・証券口座の扱いを確認した
海外赴任が決まって、早めに確認しておいてよかったことのひとつがNISAです。
わが家では夫婦ともにNISAを利用していましたが、海外赴任にあたって同じ対応にはなりませんでした。
夫は、それまで利用していた楽天証券のNISA資産を売却。
私は楽天証券から、海外赴任中の口座保有に対応している野村證券へ資産を移すことにしました。
わが家は夫婦で違う対応になった
海外赴任が決まるまでは、NISAについて「海外に住むことになったらどうなるのか」を特に考えたことがありませんでした。
でも実際には、海外転出時の扱いは証券会社によっても異なり、出国前に確認や手続きが必要になる場合があります。
わが家も夫婦それぞれの口座や今後の運用を考えながら、どうするかを決めました。
こうしたお金まわりの手続きは、出国直前になって慌てて調べるよりも、海外赴任が決まった段階で早めに確認しておいてよかったと思っています。
NISAについては、海外赴任が決まったときに確認したいNISAの扱いや証券会社ごとの対応を、別の記事で詳しくまとめています。

制度や各証券会社の対応は変わる可能性があるので、海外赴任が決まったら、まずは利用している証券会社の最新情報を確認するのがおすすめです。
日本の携帯番号を残せるように準備した
海外赴任前にやっておいてよかったことのひとつが、日本の携帯電話番号をそのまま残したことです。
海外に住むなら日本の携帯はもう必要ないかな、とも思いそうですが、実際に暮らしてみると日本の電話番号を使う場面は意外とあります。
わが家では、海外赴任前に携帯会社を見直し、日本の電話番号を維持できるように準備しました。
SMS認証などで日本の番号を使うことがある
海外生活でも、日本のサービスを利用する場面はたくさんあります。
その中で困りやすいのが、SMSで届く認証コードです。
銀行や各種サービスのログイン・本人確認などで、日本の携帯番号が必要になることがあります。
実際に海外に住んでみて、
「日本の番号を残しておいてよかった」と感じる場面は何度もありました。
海外に出てから新しく日本の番号を準備しようとすると面倒になることもあるので、出国前にどうするか決めておいてよかったと思っています。
一時帰国のときにもそのまま使えて便利
日本へ一時帰国したときも、日本の携帯番号を残していると便利でした。
帰国してすぐに普段の番号を使えるので、家族との連絡や予約、各種サービスの利用などでも困りにくくなります。
海外にいる期間だけで考えるのではなく、一時帰国したときにどう使うかまで考えておくと、携帯の契約を決めやすいと思います。
わが家が実際に行っている海外赴任中の日本の携帯番号の維持方法は、別の記事に詳しくまとめています。
海外赴任前は、大きな手続きに目が向きがちですが、携帯番号のように「なくしてから困るもの」もあります。
今使っている番号をどうするかも、出国前に一度確認しておくと安心です。
銀行・生命保険・クレジットカードを整理した
NISAや携帯電話とあわせて、銀行口座や生命保険、クレジットカードなど、日本で契約しているものを一度整理したことも、出国前にやっておいてよかったです。
普段はそれぞれ別々に使っているので気になりませんが、海外赴任が決まると、
「この銀行口座は海外から確認できる?」
「住所変更は必要?」
「今使っているカードはこのままでいい?」
など、確認することが意外とたくさんありました。
銀行口座はネットバンキングを使えるようにした
わが家では、ネットバンキングに対応している銀行口座は、出国前にネットから確認や手続きができるようにしておきました。
海外に住んでいても、日本の銀行口座を確認する場面があります。
出国前にネットバンキングを使えるようにしておいたことで、海外から残高などを確認できるのは便利でした。
私は海外赴任前まで、すべての銀行口座でネットバンキングを積極的に使っていたわけではありませんでしたが、出国をきっかけに見直しました。
銀行によって海外転出時の扱いや利用できるサービスは異なるので、使っている銀行ごとに確認しておくのが安心です。
生命保険やクレジットカードの住所変更も確認した
生命保険やクレジットカードについても、海外赴任に合わせて住所などの登録情報を確認しました。
こうした手続きは一つひとつは大きな作業ではありませんが、出国直前になると引っ越し準備や荷造りも重なって、後回しになりがちです。
海外赴任の準備をしてみて、「今契約しているものを一度まとめて洗い出しておいてよかった」と思いました。
保険、クレジットカード、銀行など、普段使っているサービスをリストにして、変更や確認が必要なものから順番に対応していくと分かりやすいです。
よく使う航空会社に合わせてクレジットカードも作った
わが家は、日本とインドを行き来するときにJALを利用することを考えて、海外赴任前にJALカードも作りました。
海外赴任すると、一時帰国などで飛行機を利用する機会が増えます。
どの航空会社をよく使うかがある程度決まっているなら、出国前にクレジットカードも含めて見直しておくのも一つだと思います。
ただし、わが家の場合はJALを利用する機会が多かったから選んだだけなので、すべての海外赴任家庭に同じカードが合うわけではありません。
自分たちが実際に使う航空会社や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切だと思います。
お金や契約に関することは、海外赴任前の準備の中でも少し面倒に感じる部分でした。
でも、インドに来てから日本の銀行口座や各種サービスを確認することもあるので、出国前に一度まとめて整理しておいてよかったと感じています。
車をどうするか決めた
海外赴任が決まったとき、車をどうするかも早めに考えました。
わが家には普通車と軽自動車の2台がありましたが、最終的にはそれぞれ違う方法で整理しました。
普通車は夫の単身赴任後に売却し、軽自動車はしばらく私が使ったあと、帯同するタイミングで親に譲りました。
普通車は車検のタイミングで売却した
夫が先にインドへ単身赴任したあとも、私と子どもは日本に残っていたため、すぐに車を2台とも手放すことはしませんでした。
普通車は夫の赴任から約3か月後に車検を控えていたため、そのタイミングで売却。
それ以降は、軽自動車1台で生活することにしました。
海外赴任が決まると「車をいつ手放すか」も悩むところですが、わが家の場合は車検の時期がひとつの区切りになりました。
車検代をかけてから売却するより、その前に手放したほうがいいと考えたためです。
また、普通車は売却までの間に必要な名義変更も行いました。
海外赴任前に行った車の名義変更については、実際に必要だったものや手続きの流れを別の記事に詳しくまとめています。
軽自動車は親に譲った
普通車を売却したあとは、軽自動車1台で生活していました。
その後、私と子どもがインドへ帯同するタイミングで、その軽自動車は親に譲りました。
海外赴任前の車の整理というと「売却する」というイメージが強いかもしれませんが、わが家のように家族へ譲る方法もあります。
車の年式や帰国後に使う予定、家族が使うかどうかなどによっても、選択肢は変わってくると思います。
自動車保険は解約せず休止手続きをした
車を手放すときに、もうひとつ忘れずに確認したのが自動車保険です。
わが家は車を手放す際、自動車保険についても保険会社に確認し、中断の手続き(中断証明書の発行)をしました。
一定の条件を満たせば、帰国後に再び自動車保険へ加入するときに、それまでの等級を引き継ぐことができます。
海外赴任から帰国したあと、また日本で車に乗る予定があるなら、車の売却とあわせて自動車保険の中断制度についても確認しておくと安心です。
こうした手続きは、車を売ることばかり考えていると忘れやすい部分です。
海外赴任前に車を手放す場合は、
- 車をいつまで使うか
- 売却するか、家族に譲るか
- 自動車保険をどうするか
までセットで確認しておくと安心だと思います。
マイホームを空き家にするための準備をした
海外赴任にあたって、マイホームをどうするかも家族で考えました。
わが家は売却や賃貸には出さず、海外赴任中は空き家のまま残しておくことにしました。
家をそのまま残すと決めても、出国前にやることは意外とあります。
家の設備や契約によって必要な対応も違うので、「しばらく誰も住まなくなる」ことを前提に、一つずつ確認していきました。
わが家は浄化槽の手続きを確認した
わが家で特に確認が必要だったのが、浄化槽です。
自宅は下水道ではなく浄化槽を使っていたため、普段お願いしていた関連会社に連絡して、
- 定期点検をどうするか
- 最後の汲み取りをいつするか
- 空き家にしている間はどうしたらいいのか
を確認しました。
普段暮らしていると当たり前に使っている設備ですが、長期間家を空けるとなると「これはどうすればいいんだろう?」ということがいくつも出てきました。
海外赴任前は荷造りや各種手続きで忙しくなりますが、自宅の設備や契約についても早めに一度洗い出しておいてよかったと思っています。
持ち家の場合は、マンションか戸建てか、下水道か浄化槽かなどによっても必要な準備は変わります。
海外赴任中のマイホームをどうするかについては、わが家が空き家を選んだ理由も別の記事にまとめています。
海外赴任中の家をどうするかは、それぞれの家庭によって正解が違うと思います。
ただ、空き家にする場合でも「そのまま鍵を閉めて出国すれば終わり」ではありませんでした。
長期間留守にするからこそ、家ごとに必要なことを早めに確認しておくと、出国前の安心につながると思います。
日本から持っていく荷物を早めに整理した
海外赴任前の準備で、やはり大きかったのが引っ越し荷物です。
インドでの生活を想像しながら、
「これは現地で買えるかな?」
「日本から持っていったほうがいいかな?」
と、一つずつ考えていきました。
実際にインドで暮らしてみると、思っていた以上に現地で買えるものは多いです。
ただ、日本と同じものが手に入るとは限りませんし、品質や使い勝手、価格が違うこともあります。
そのため、わが家では何でもたくさん持っていくというより、
「これは日本のものを使いたい」
「現地で探すのが大変そう」
と思うものを優先して準備しました。
持っていくものをカテゴリーごとに整理した
引っ越し準備では、日用品、食品、子ども用品など、カテゴリーごとに分けて考えるようにしました。
一度に全部決めようとすると大変ですが、種類ごとに整理すると、
「これは必要」
「これは現地で買えそう」
「これは迷う」
と判断しやすくなります。
また、実際に生活してみると、
「これは持ってきて本当によかった」
「これは意外とインドで買えた」
というものもありました。
海外赴任前は、すべてを完璧に予想するのは難しいです。
だからこそ、絶対に必要なものから優先して、あとは現地で補うくらいの気持ちでも大丈夫だったと思います。
わが家が実際に日本から持っていったものや、インド生活で「持ってきてよかった」と感じたものは、別の記事にまとめています。

そこから、日用品・食品・子ども用品など、それぞれ詳しい記事も読めるようにしています。
海外赴任前は荷物がどんどん増えて不安になりがちですが、現地で買えるものもあります。
「全部持っていかなきゃ」と頑張りすぎず、本当に必要なものを優先する
くらいが、わが家にはちょうどよかったです。
気になる症状は日本にいるうちに検査した
海外赴任前にやっておいてよかったことのひとつが、気になっていた体のことを日本にいるうちに確認したことです。
私はもともと胃が弱く、妊娠中から逆流性食道炎もありました。
また、過去に子宮内膜症の手術を受けていたことや、甲状腺の薬を飲んでいた時期もあったため、渡航前にそれぞれ必要な検査を受けました。
海外で生活を始めてから、
「やっぱり日本にいるうちに診てもらえばよかった」
と不安になるのが嫌だったので、気になることは出国前にできる範囲で確認しておくことにしました。
胃カメラ・婦人科・血液検査を受けた
私が渡航前に受けたのは、
- 胃の状態を確認するための胃カメラ検査
- 過去に子宮内膜症の手術をしていたため婦人科での検査
- 以前、甲状腺の薬を飲んでいたことがあったため血液検査
です。
もちろん、インドにも病院はあります。
ただ、生活環境が大きく変わる前に、自分が気になっていることを一度確認しておけたのは、気持ちの面でも安心につながりました。
海外赴任前は、荷造りや手続きでどうしても忙しくなります。
でも、普段から気になっている症状や、過去に治療したことがあるなら、後回しにせず、日本にいる間に一度受診しておいてよかったと思っています。
人によって違いますが、持病の受診や歯の治療、以前から気になっている症状などがあれば、渡航前に一度確認しておくと安心だと思います。
海外赴任が決まったからといって、必要以上に検査を増やす必要はありません。
ただ、「気になっているけれど、そのままにしていること」があるなら、渡航前は一度向き合ういいタイミングかもしれません。
私自身、出国前に胃・婦人科・甲状腺まわりを確認しておいたことで、少し安心してインドでの生活を始められました。
海外赴任前に全部を完璧に準備する必要はなかった
ここまで、わが家が海外赴任前にやっておいてよかったことを紹介してきました。
振り返ると、出国前は本当にやることが多かったです。
お金のこと、携帯、車、家、荷物、病院。
ひとつ終わってもまた次の手続きが出てきて、
「何か忘れていないかな」
と落ち着かない時期でもありました。
でも実際にインドで暮らしてみると、出国前にすべてを完璧にしておく必要はなかったとも感じています。
現地で買えるものもありますし、一時帰国で対応できることもあります。多少忘れたものがあっても、意外となんとかなりました。
だからこそ、全部を完璧にやろうとするより、「日本にいないとやりにくいこと」「出国後だと手続きが面倒になりそうなこと」から優先する。
これくらいの気持ちで準備するのが、わが家には合っていたと思います。
まとめ|お金まわりと日本でしかできないことから準備しよう
海外赴任前にやっておいてよかったことを振り返ると、わが家の場合は次のようなことでした。
- NISAや証券口座の扱いを確認する
- 日本の携帯番号を残す
- 銀行・生命保険・クレジットカードを整理する
- 車をどうするか決める
- マイホームをどうするか決め、必要な準備をする
- 日本から持っていく荷物を整理する
- 気になる症状は日本にいるうちに確認する
もし渡航前の自分にひとつ伝えるなら、
「お金まわりの手続きは、できるだけ早めにやっておこう」
と言いたいです。
そして、体に少しでも心配なことがあるなら、日本にいる間に一度確認しておくこと。
海外赴任前はどうしても荷造りに目が向きますが、実際に暮らし始めてから「先にやっておいてよかった」と感じたのは、こうした準備でした。
海外赴任の準備は、家庭によって必要なことも違います。
すべてを完璧にこなそうとせず、まずは「日本にいるうちにやったほうが楽なこと」から少しずつ。
これから海外赴任や家族帯同を控えている方の参考になればうれしいです。
