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日本からインドに戻る日が、毎回少ししんどい。

息子のインターナショナルスクールの長期休みに合わせて、日本へ一時帰国していました。
家族や友人に会って、日本のご飯を食べて、便利なお店を歩いて…。
日本で過ごす時間は、やっぱり快適です。
だからこそ、インドへ戻る日が近づくと、毎回少しずつ気持ちが重くなります。
もちろん、インドでの生活にも慣れました。
お気に入りのお店もあるし、住めば都という言葉のとおり、今ではインドでの暮らしも私の日常になっています。
それでも、日本で約1か月半過ごしたあとに戻るインドは、やっぱり少ししんどい。いや、かなりしんどい。
インドに戻ってもしばらく気持ちが切り替わらない
インドへ戻ってきても、すぐには普段の生活に戻れません。
必要最低限の買い物以外は外へ出る気になれず、家で過ごす時間が増えます。
「今日は出かけようかな」
そう思っても、結局は身体が重くて、家にいることが多い。
身体はインドに戻ってきているのに、気持ちはまだ日本に置いてきたままのような感覚になります。
インドでの生活が始まることは分かっているのに、心だけがなかなか追いついてきません。
日本の快適さを知ってしまうから
日本では、スーパーへ行けば欲しい物がだいたい揃います。
道はきれいで、街は歩きやすく、サービスも丁寧。
シャワーの水圧や水質、公共交通機関の時間の正確さ。
そして、日本語で当たり前に会話ができることの安心感。
日本にいる時には気にも留めなかった一つひとつが、本当はとてもありがたいことだったのだと、一時帰国のたびに実感します。
その快適さをしっかり味わったあとだからこそ、インドへ戻った時のギャップを、より強く感じてしまうのだと思います。
「また慣れるまで」が意外と長い
私は毎回、気持ちをインド仕様に戻すまでに時間がかかります。
1週間くらいで切り替わることもあれば、2〜3週間ほど「なんとなく気分が乗らない」状態が続くこともあります。
以前は、
「早く元気にならなきゃ」
「ちゃんと外に出なきゃ」
と思っていました。
せっかくインドにいるのだから、もっと出かけたり、海外生活を楽しんだりしなければいけないような気もしていました。
でも最近は、無理に頑張らないことにしました。
家でゆっくり過ごして、好きなパンを焼いたり、ブログを書いたり、本を読んだり。
必要な用事だけを済ませて、あとは家の中で静かに過ごす。
そうやって少しずつ、またインドでの生活のリズムを取り戻しています。
きっと私だけじゃない
海外駐在には、楽しいこともたくさんあります。
日本ではできない経験ができたり、これまで知らなかった景色を見られたりするのは、海外生活ならではだと思います。
でも、日本と海外を行き来する生活は、思っている以上に心のエネルギーを使うものなのだとも感じます。
日本へ帰れば「インドに戻りたくない」と思い、インドでしばらく生活すると、またそれが日常になる。
その繰り返しです。
もし今、日本からインドへ戻ってきて、同じような気持ちになっている方がいたら、「私だけじゃないんだ」と少しでも思ってもらえたらうれしいです。
今は焦らず、自分のペースで。
海外駐在は、「慣れたらずっと平気」になるものではなく、一時帰国のたびに心が揺れるものなのかもしれません。
すぐに元気になれなくても、家にこもって過ごす日があっても、それでいい。
そのうちまた「いつものインド生活」に戻れると信じて、今日ものんびり過ごそうと思います。
