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海外赴任前の車の名義変更を自分でやる方法|必要書類・手順・費用を体験談で解説

車の名義変更は「自分でできるの?」と不安に感じる方は多いはずです。
実際、陸運局では業者が手続きを代行しているケースが多く、「難しそう」「面倒そう」と感じやすい手続きといえます。
しかし、必要な書類と流れを事前に理解しておけば、個人でも問題なく名義変更は可能です。
ディーラーに依頼すると2〜5万円ほどの手数料がかかることもあるため、費用を抑えたい方にとっては自分で行うメリットは大きいです。
この記事では、海外赴任前に実際に行った名義変更の体験をもとに、必要な手続きや注意点をわかりやすく解説していきます。
わが家の名義変更にかかったお金は下記の通り。
- 住民票 1通 200円
- 印鑑登録証明書 2通 400円
- 登録手数料 500円
- 環境性能割(旧自動車取得税) 29,900円 合計:31,400円
夫婦で住所が同じなので車庫証明も無くてOK。車のナンバーもそのままです。
車の名義変更を行ううえで、最も重要な前提条件が「ローンの完済」です。
車をローンで購入している場合、多くのケースで信販会社やディーラーが「所有者」として登録されています。
そのため、ローンが残っている状態では、名義変更や売却などの手続きは原則として行えません。
早期一括返済を行い、所有権を自分に移す手続きを済ませる必要があります。
なお、ローン完済後も自動的に名義が変更されるわけではないため、「所有権解除書類」の取得が必要になる点にも注意が必要です。
この記事では、ローン会社(信販会社)が所有者になっている車を、自分たちの名義に変更する手順を紹介しています。
手続きは詳しくないけど、自分で名義変更したい!という人のお役に立てると思います。
2017年購入 軽自動車(夫の通勤用)
2020年購入 普通車(普段は妻が使用)←今回名義変更したのはこちらの車。
2023年8月に初めての車検。2023年7月末に売却済み。
車の名義変更の手続き6ステップ(自分で行う場合)

わが家は、4月に夫が海外へ単身赴任・妻と息子は日本に残り1年後に帯同予定。
今回は車検前に車を売却するため、日本に残る妻が名義変更を行った手続きです。
わが家では、車を購入する際にディーラーでローンを組みました。
ディーラーが提携していたのは「株式会社ジャックス」という信販会社です。
どこと契約しているかわからない!という人は契約書や車検証を確認してみてください。
車検証の「所有者」の欄に記載されているのが契約している信販会社です。
- ローン返済中であればローンを完済する
- 信販会社に所有権解除書類を請求する
- 信販会社から所有権解除書類が届く
- 必要な書類をそろえ住んでいる地域の陸運局へ行く
- 書類の記入・手数料支払い・税の申告をする
- 名義変更完了!
1つずつ解説します
まず、ローンが残っている状態では名義変更はできません。
早期一括返済を利用し、ローンを完済します。
オートローンのお支払いが終了するまで、廃車や所有者名義の変更手続きはできません。
お支払い終了後に廃車や所有者名義の変更手続きが可能となります。
引用:ジャックス
まずは契約しているジャックスのHPから早期一括返済の手続きをおこないました。
webか電話のどちらかから手続きが可能です。
契約者本人でないと手続きができないので注意。
webで必要事項を入力し、申し込みをすると翌々営業日までに登録したメールに回答が届きます。
申し込み時に設定した早期一括返済日に指定口座に返済金額を振り込みます。
通常だと、早期一括返済をした月の25日頃か翌月25日頃に「所有者名義変更の手続きに関する案内ハガキ」が送られてくるようです。
わが家は駐在ギリギリで手続きしたため、ジャックスへ電話し所有者名義変更の手続きを行ってもらいました。
わが家は所有権解除の手続きを電話とFAXでやりとりしました。
ローンを完済したあとは、信販会社に「所有権解除書類」の発行を依頼します。
所有権解除書類とは、車の所有者を信販会社から個人へ変更するために必要な正式書類のことを指します。
一般的には、譲渡証明書・委任状・印鑑証明書などがセットで送付されます。
手続き方法は信販会社ごとに異なりますが、多くの場合は郵送またはWeb申請で対応可能です。
必要書類としては、車検証のコピーや本人確認書類、印鑑証明書などが求められるケースが多いため、事前に確認しておくとスムーズです。
書類に不備があると再提出となり、手続きに1〜2週間以上かかることもあります。
海外赴任などで時間が限られている場合は、できるだけ早めに手続きを進めることが重要です。
- 自動車車検証のコピー
- 免許証のコピー
- 印鑑証明書
- 住民票・戸籍謄本
信販会社により、必要な書類は違う場合があります。
手続きの案内をよく読み、必要な書類を揃え不備がないように返送しましょう。
信販会社へ送った書類に不備がなければ、1週間ほどで所有権解除に必要な書類が佐川急便にて送られてきます。(印鑑証明・委任状・譲渡証明書)
紛失した場合は再発行の手続きが必要になります。
無くさないように大切に保管しましょう。
必要書類がすべて揃ったら、管轄の運輸支局(陸運局)で名義変更の手続きを行います。
陸運局の受付時間は平日のみであることが多く、土日祝日は対応していないため、事前にスケジュールを調整しておく必要があります。
当日は、車検証・印鑑証明書・住民票・所有権解除書類などを持参し、窓口で申請書(OCRシート)を記入します。
書類の記入方法が分からない場合でも、窓口で案内を受けられるため、初めてでも安心して手続きを進めることができます。
また、手続きには通常30分〜1時間程度かかりますが、繁忙期や混雑状況によっては2時間以上かかることもあります。
特に月末や年度末は混雑しやすいため、時間に余裕をもって訪問することをおすすめします。
陸運局に置いてあるOCR申請書(1号様式)と手数料納付書に必要事項を記入します。
わからないことがあれば、担当の方に聞くのが1番早いです。
どこを記入して、どの窓口に行けばいいのか、丁寧に教えてくれます。
登録手数料の印紙代は500円です。
環境性能割(旧自動車取得税)は29,900円でした。こちらは車によって金額が変わります。
まだ購入して3年未満だったので高くなってしまいました。
その他にナンバープレートを変更する場合などは別で費用が発生します。
税の申告まで終わったら発券機から番号を取り、申請書をクリップに留めて提出します。
お疲れさまでした
申請書を提出してから30分~60分ほどで手続きが完了します。
混んでいると2時間以上かかる場合もあるようなので、時間には余裕をもって出かけましょう。
これで無事、名義変更の完了です。
*余談*
ディーラーの営業マンに連絡したときには、「夫の印鑑証明と実印があれば名義変更しなくても妻が車を売却できる」と言われました。
しかし、非居住者になると印鑑証明は発行できないので発行後3ヶ月過ぎたら売却はできません。
名義変更せずに売却したい場合、印鑑証明を発行してから3ヶ月以内に売却する手続きを行ってくださいね。
名義変更に必要な各種証明書の取得場所

手続きにはさまざまな証明書が必要になります。
取得できる場所を一覧にまとめましたので、参考にどうぞ。
| 印鑑証明書 | 印鑑登録した市区町村の役所で取得 |
| 住民票 | 住民登録のある市区町村の役所で取得 |
| 住民票の除票 | 1つ前の住民登録のある市区町村の役所で取得 |
| 戸籍の附票 | 本籍地を登録している市区町村の役所で取得 |
| 戸籍抄本 | 本籍地を登録している市区町村の役所で取得 |
| 戸籍謄本 | 本籍地を登録している市区町村の役所で取得 |
| 納税証明書 | 普通車は県税事務所・軽自動車は市区町村の役所で取得 |
| 登記簿謄本 | 法務局で取得(法人の場合に使用) |
車の名義変更に必要な書類は取得日から3ヶ月以内、売却する際は1ヶ月以内など、証明書の期限が定められているものがあります。
期限に余裕をもって取得してください。
非居住者になる場合は県税の納税管理人の届け出もお忘れなく!

海外赴任などで日本の非居住者になる場合は、「納税管理人の届け出」を行う必要があります。
納税管理人とは、日本に住んでいない本人に代わって税金の手続きを行う代理人のことを指します。
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税される仕組みのため、出国後に納税通知が届いても本人が対応できないケースが発生します。
そのため、あらかじめ日本に住む家族などを納税管理人として登録しておくことで、税金の支払いや書類受け取りをスムーズに行うことができます。
この手続きを行っていない場合、納税証明書の取得が難しくなり、車の売却や名義変更に支障が出る可能性があります。
特に海外から委任状を取り寄せる場合は、時間とコストがかかるため、出国前に必ず対応しておくことが重要です。
わが家のように4月1日時点では夫名義で、その後に名義人が非居住者となる場合は注意が必要です。
納税証明書は4月1日時点の名義人でなければ発行できません。
他の人が取得するには「委任状」が必要となります。
海外から委任状を送ってもらうのは時間も費用もかかるので、駐在前に最寄りの県税事務所に「納税管理人の届け出」を忘れずにおこなってくださいね!
中古車販売会社によっては、毎年5月に送られてくる「自動車税種別割納税通知書兼領収証書」の右側にある「自動車税種別割納税証明書」でも可能な場合があります。
中古車販売会社に一度確認することをおすすめします。
まとめ
カーローンを返済して、名義変更を行うまでの一連の流れをまとめてみました。
海外赴任が決まり車の売却を考えている場合、ローンはすぐに返済し日本にいる間に売却してしまうのが余計な費用がかからなくていいかもしれません。
夫が月曜日に出国でしたが、名義変更したのが前の週の金曜日という超ギリギリのスケジュールでした。
素早く書類を手配してくださった信販会社の担当者の方にお礼申し上げます。
車の名義変更を行う時には「ローンを完済していること」
これが何より大切です。とても勉強になりました。
軽自動車1台になったわが家。
輸入車に乗りたいという夫の要望で初めて買った外車。まさか3年で手放すことになるとは…。
ローンは組まずに車を購入するのが手続きが身軽でいいなと車を手放す時に思ったので、帰国したときにはローンを組まずに車を購入できるように家計管理をしっかりしていきたいです!
最後までご覧いただきありがとうございました
