海外赴任中の空き家管理!賃貸にせず空き家を選んだ理由とは?

  • URLをコピーしました!

広告 当サイトで紹介している商品やサービスなどの外部リンクにはアフィリエイト広告を含む場合があります。

  • 海外赴任が決まったけどマイホームはどうしよう…
  • 売ったり貸したりするのはちょっと嫌だな…
  • 空き家にしても大丈夫かな?

海外赴任や転勤がある職場の場合、マイホームをどうするか悩みますよね。

わが家もマイホーム購入から6年で海外赴任になりました。

賃貸物件に住んでいるなら退去するだけでOKなので手続きは比較的簡単です。(家具家電をどうするかの問題はあるけど…)

調べてみると、海外赴任中は賃貸に出す人が多いようです。

しかし、人生最大の買い物であるマイホーム。数年であっても他人に住まわれるのは嫌!という人もいるはず…

持ち家を他人に貸したくない…でも空き家は傷むし貸すしかないのかな、と考えている人向けにわが家が空き家にすることを選んだ理由をお話しします。

長期で家を離れる場合
・空き家管理サービスを利用する
・身内に管理してもらう

など、定期的にマイホームの管理をお願いする必要があります。

2つの管理方法それぞれのメリット・デメリットついても解説します。

目次

マイホームを賃貸・売却しなかった理由

マイホームの計画

家は人が住まないと傷みやすい(劣化が早い)とよく言いますよね。

わが家は築6年。駐在期間はおよそ5年くらいを想定していて、年に1回程度は帰国したいと考えています。

賃貸にしなかった理由4選
  • わたしが潔癖症であること
  • 一時帰国時には自宅に帰りたいこと
  • 赴任先に必要ないものは置いていきたかったこと
  • 賃貸トラブルが多いと聞いたこと

契約時の約束を守らなかったり、破損していたり…など賃貸トラブルを目にするので、マイホームを貸すことにあまりいいイメージがありませんでした。

また、赴任先に必要ない家具・家電や冬物の衣服などは自宅で保管しておきたいのも理由です。

賃貸にする1番の理由は家賃収入が得られるというメリットではないでしょうか?

しかし、わたしには他人がマイホームに住むデメリットのほうがはるかに大きいです。

おそらく誰かに貸した場合、トイレ・バス・キッチンなどの水回りから内装総とっかえレベルでリフォームしないと住める気がしない…。(潔癖症なので)
そんなことしたら家賃収入なんて一撃で吹き飛びます(笑)

多少傷むのは仕方がないと割り切り、他人に住まわれるのだけは避けたいと思い空き家を選択しました。

売却しなかった理由4選
  • 売却損になる可能性が高いこと
  • 帰任時には今住んでいる場所に戻れること
  • 立地や環境、間取りが気に入っていること
  • 家具家電を両家に預けておくスペースがないこと

都心のマンションなどでしたら購入時より値上がりが期待できるかもしれませんが、わが家は地方の住宅街。
ローン残高を超える金額で売却できる可能性は低いです。

住環境も気に入っていて、海外赴任が終わったら今の場所に戻って来る予定(他の国に異動にならない限り)なので売却する選択肢はわたしたち夫婦にはありませんでした。

マイホームを空き家にしておくための条件

マイホーム

何年も家をそのまま放置していたら劣化が進み、帰国後に住むのは難しくなるかもしれません。

空き家にしておくと決めたのなら、家を定期的に管理してもらう必要があります。

今の住宅は気密性が高いので閉めっぱなしにしておくとカビが生えるなどの問題が発生することも…。

わが家は2017年に購入した注文住宅です。家には24時間換気してくれる「第一種交換システム」がついています。

この第一種交換システムのおかげでカビなどは生えにくいだろうと判断しました。

しかし、フィルター類は消耗品のため、定期的に交換しないとほこりが溜まりとんでもないことになりますのでお気をつけください…

また、水回りは定期的な水の入れ替えが必要です。排水溝など水が蒸発してしまうと下水の臭いがあがって悪臭の原因となるので注意が必要です。

マイホームの空き家管理は誰にお願いする?

頼み事をする女性

大切な自宅をしばらく空き家にする場合、

  • 留守宅管理サービスを利用する
  • 身内にお願いする

上記の選択肢になるかと思います。

どちらにもメリット・デメリットはありますので1つずつ確認していきましょう。

空き家を留守宅管理にお願いするメリット・デメリット

空き家の維持管理を所有者にかわり、おこなってくれるサービスです。

プロの業者が定期的に空き家の管理をおこなってくれます。

メリットデメリット
家の傷みを最小限にできる

在任中に余計な心配がいらない
防犯対策になる
近くに頼める人がいない場合は有力候補になる
管理費用が毎月発生する
業者によっては十分な管理がされない場合もある

空き家管理を代行しているプロが月に1~2回程度、家の風通しや通水、点検・掃除をしてくれるサービスです。

業者によっては写真で報告してくれる場合も。

しかし、毎月1万円前後~の費用がかかること、業者によっては思っていた管理とは違う場合もあるようです。

家の中に入るので、信頼ができる業者選びが大切です。

空き家管理を身内にお願いするメリット・デメリット

身内にお願いできる場合、頼みたいことが伝えやすいですよね。

わが家は両家が比較的近くに住んでいるので、月に数回程度、家を開けて風通しをお願いする予定です。

メリットデメリット
信頼できる
やってほしいことをお願いしやすい
防犯対策になる
親の負担になる

人の出入りが全くないと家が留守になっていると犯罪者に見つかりやすくなってしまいます。

定期的に人が出入りすることで防犯面でもメリットがあります。

大雑把だったり、片付けができない人に頼んでしまうと、かえって汚れる可能性もあるのでお願いできるかどうか見極めたほうがよさそうです。

空き家管理を身内にお願いする場合の管理リスト

わが家が住んでいる地域は下水道が通っていないため、浄化槽が設置してあります。

そのため、海外赴任中も電気と水道は通したまま空き家にします。(ガスはストップする予定)

人によっては電気・ガス・水道を止めていかれる人もいるかもしれません。

その場合は掃除機が使えないのでほうきなどの掃除道具を用意しておくこと。
家に来るときには水を持ってきてもらうなど準備が必要になるのでしっかり伝えるようにしましょう。

点検する箇所
  • 風通し
  • 排水管の水の入れ替え
  • 室内の掃除・点検
  • 屋外の掃除・点検

1つずつ解説します

風通し

24時間換気がついていても、定期的に空気の入れ替えは必要です。

すべての窓を開け、しばらく空気の入れ替えをおこなってもらいましょう。

排水管の水の入れ替え

シンク・洗面台・お風呂・トイレの水は使用していないと溜まった水が蒸発してしまいます。

封水しないと下水から臭いが上がってきてしまったり、虫が侵入する可能性があるので排水管の水を流しましょう。

シンクや洗面台は5分~10分程度、水を流し続けることで排水管のつまり防止にもなります。

トイレも数回流し、水を入れ替えましょう。

室内の掃除・点検

ほこりなどの汚れが溜まりやすくなるので室内の掃除・害虫がいないか確認をしてもらいましょう。

24時間換気も定期的にフィルターを掃除する必要があります。

出国前に掃除してほしい場所を確認するようにしましょう。

室外の掃除・点検

草が生えっぱなしだと近隣の住宅に迷惑になるので草取りが必要になります。

外壁の状態など壊れていないかも確認してもらうと安心できますよ♪

また、郵便物も溜まるので必要なもの・不要なものを確認します。

クレジットカードなどは郵便局が一定期間保管してくれますが保管期間が過ぎると発送元に戻ってしまうので注意。

海外にいるとすぐには受け取れないので必要のないものは解約したり、日本滞在中に届けてもらえるように発行元に問い合わせをしておきましょう。

普段からDMなど必要のない郵便物は「受取拒否」の対応をして郵便物を減らしておくことをおすすめします♪

ポスティングのチラシが溜まるので、ステッカーなどで対策しておくと多少減らせます。

わが家は下記のプレートをポストに貼るようになり大分チラシが減りました。

まとめ

海外赴任が決まったわが家のマイホーム事情についてお伝えしました。

潔癖症の筆者、マイホームを賃貸にする決断はできませんでした!

同じように賃貸にしたくない方もたくさんいるのではないでしょうか?

大切な自宅を空き家にする場合
・留守宅管理サービスを利用する
・身内にお願いする

そのまま放置せず、管理していくことが重要です。

多少の傷みは覚悟しても、ストレスがなるべく少なく済むような方法をご家族で話し合ってみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次