海外赴任:家族帯同か単身赴任どっち?メリット・デメリットまとめ

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  • 海外赴任が決まったけどみんなはどうしているのかな?
  • 単身赴任と家族帯同のメリットとデメリットが知りたい!
  • 子どもがいる場合、教育はどうなるの?

はじめに、海外赴任はキャリアの大きなステップとなり、多くの人にとって貴重な機会と挑戦になります。

そして、赴任先に家族と一緒に行くのか、単身で行くのかは家族にとって大きな決断かと思います。

特に子どもがいる家庭では子どもの経験の為にも渡航した方がいいのかな?と悩むこともあるでしょう。

私たち夫婦には3歳(2024年現在)の息子がいます。

家族で話し合い、わが家は1年間の単身赴任後、家族帯同することにしました。

この記事では、「家族帯同」と「単身赴任」それぞれのメリット・デメリットを具体的に比較し、海外赴任が決まった時、家族で最適な選択ができるよう情報を共有します♪

目次

海外赴任先に家族帯同するメリット・デメリット

メリットかデメリットか悩む女性

まずは、家族で海外に移住する場合のメリット・デメリットをまとめました。

企業や駐在する地域によっては家族帯同不可の場合もあるようです。

海外が大好きで海外に移住したい!という人以外は不安なことはたくさんあるはず…。

しかし、家族が一緒に行ける環境であれば、メリットが大きいかなと感じました。

メリットデメリット
家族が一緒にいられる
異文化体験ができる
子どもの教育環境が充実する
生活コストが高くなる
日本に比べて治安が不安
持ち家の場合管理が大変

1つずつ解説します

海外赴任先に家族帯同するメリット1 家族が一緒にいられる

異国の地で、家族と一緒に過ごせることは心理的な支えです。

1人では乱れがちな食生活も、家族と一緒に暮らすことで生活が安定しやすくなります。

海外駐在は3年~5年程度の企業が多く、長期に渡り海外で生活することも。

子どもの成長はあっという間なので一緒に過ごす大きなメリットでしょう。

海外赴任先に家族帯同するメリット2 異文化体験ができる

海外駐在は行きたいと思っても、みんながみんな行けるものではないですよね。

海外に住むことは異文化を体験できる貴重な経験です。

確かに日本は治安もいいし、日本語も通じるし、食べ物は美味しいし…慣れている生活は快適。

強制的に新しい環境に身をおくことになるので成長できる可能性が高いです。

日本との生活の違いに戸惑うことも多い海外生活。臨機応変に適応できる力が身に付きますよ♪

海外赴任先に家族帯同するメリット3 子どもの教育環境が充実する

これは駐在する国や地域によっても変わると思いますが、日本より高い教育レベルの学校が世界には多くあります。

これからの多様化する時代に、異文化に触れながら社会性を学ぶことができるのは子どもにとって貴重な経験になります。

英語など語学力を身につけられるのも大きなメリットです。

もちろん、言葉や文化の違いで悩むこともあると思うのでフォローが大切。

海外赴任先に家族帯同するデメリット1 生活コストが高くなる

円安の影響で物価が上がっていますが、日本は諸外国に比べると物価は比較的安いです。

海外駐在先の物価によっては生活費が日本と比べて高くなる可能性があります。

日本で売っているものが駐在先にあるとは限りません。

駐在先で買い揃えるものもあるのでまとまったお金が必要になることも考えられます。

会社がどれだけ負担してくれるかにもよりますが、教育費や住居費など高くつく場合も。セキュリティがしっかりしているところはやはりそれなりに住居費がかかります。

海外赴任先に家族帯同するデメリット2 日本に比べて治安が不安

日本は世界でも治安がいい国として有名です。

海外の方が来日した時、子どもが一人で歩いていてびっくりするのはよく聞く話ですよね。

日本企業が進出している場所は危険なところは少ないと思いますが、日本よりも事件・事故など気を付けないといけない場所は多いです。

小さいお子さんがいる場合、治安は不安になる要素かなと思います。

海外赴任先に家族帯同するデメリット3 持ち家の場合管理が大変

賃貸の場合は退去すればいいのですが、持ち家となると簡単ではありません…。

家は人が住まないと劣化が早くなる、といいますよね。

そのため、家族で海外に住む場合は定期的に家を管理する必要が。

近くに両親など身内が住んでいてお願い出来ればいいのですが、いない場合は管理会社に依頼する必要があります。
その場合、毎月の管理費用が発生することも覚えておかないといけません。

また、海外赴任中も持ち家があれば固定資産税の支払いが発生します。

売却するのか・身内に頼むのか・賃貸にだすのか、家族で慎重に検討する必要があります。

わが家は6年前に注文住宅を購入しました。
わたしは潔癖症で自宅に誰かが住むことは無理なので、両家にお願いし管理してもらう予定です。

海外赴任先に単身でいくメリット・デメリット

単身赴任する男性

次に、単身赴任で海外にいくメリットとデメリットをまとめました。

家族は日本に残ることになるので、生活環境が今までと変わらないのは家族にはメリットかもしれないですね。

メリットデメリット
自由に行動できる
自分の成長に期待できる
手当が増える可能性がある
慣れない環境で孤独
子どもの成長が見れない
生活環境が乱れやすい

1つずつ解説します

海外赴任先に単身赴任するメリット1 自由に行動できる

家族が一緒ではないため、自分の時間や、スケジュールに合わせた生活をすることが出来ます。

休みの日に他の駐在者との予定が入っても、家族に気を遣わなくていいのは楽でいいですよね。

海外赴任先に単身赴任するメリット2 自分の成長に期待できる

アジアなどの地域ではお手伝いさんがいる企業もあるかと思います。

しかし、そうではない場合は家事もすべて自分でやらなければいけません。

環境に適応する力を身に付けることが出来ます。

海外赴任先に単身赴任するメリット3 手当が増える可能性がある

単身で海外駐在する場合、日本に残る家族に「留守手当」が支払われる場合があります。

この手当は夫が海外駐在する間、日本に残される家族の負担が増えることから会社から支払われる手当です。

平均的には家族1人あたり3万円~5万円程度が多いよう。

しかし、会社の方針や支払い条件が企業によって異なるため、勤務している会社に確認が必要です。

海外赴任先に単身赴任するデメリット1 慣れない環境で孤独

単身赴任のデメリットといえば、なんといっても孤独だと思います。

言葉も通じない異国で、家族と離れて一人で生活するのはとてもさみしいと思います。

体調など崩した時などの看病も出来ないので、事前に様々な準備が必要です。

海外赴任先に単身赴任するデメリット2 子どもの成長が見れない

子どもと一緒にいれる時間は大人が思っているよりずっと短いです。

そんな貴重な子どもと過ごせる時間を、何年も離れてしまったら非常にもったいないです。

夫の仕事が休みの時にはLINEでビデオ通話をするのですが、まだ会って「パパ」と聞いたことがありません。

2歳だとできることも毎日増えているので、近くで息子を見れないのはツライようです。

海外赴任先に単身赴任するデメリット3 生活環境が乱れやすい

海外駐在では毎日仕事が忙しいと思います。

毎日自炊するのも大変なので簡単に済ませてしまいがち。

ジャンクフードなど栄養が偏りやすいので、体調管理が心配でしょう。

夫の赴任先も単身赴任が多いので、仕事終わりに外食が続いているようです。

不規則な生活と不摂生などで健康面が心配です。

みんなはどうしてる?海外赴任先へ家族帯同と単身の割合

悩む大人

日本の企業においては、海外駐在に家族と一緒に行くことが一般的のようです。

駐在する地域にもよりますが、家族帯同で駐在している割合がおよそ6割を占めていると言われています。

家族帯同が多い理由としては、企業が駐在員にとって家族のサポートが必要であると考えられているため。

一方、約4割の駐在員は単身赴任をしています。

単身赴任の主な理由としては、子どもがある程度大きくなっていて生活環境が変えにくい・妻も働いていて仕事を辞められない…などがあるようです。

また、単身赴任の駐在員もプロジェクトの立ち上げ時など駐在後半年から1年は単身赴任でその後に家族を呼ぶというパターンもあります。

海外赴任が決まったら家族でよく相談しよう!

空港と女性

海外駐在したばかりの忙しい時に、家族帯同の手続きをするのは大変です。

私と子どもは夫の渡航後1年してから駐在先に帯同しました。

私自身、英会話が全く出来ないし、今まで特に海外に興味もなく過ごしてきたタイプ。

子どもがいなかったら、持ち家もあるし単身赴任で行ってもらったと思います。

しかし、子どもはまだ未就学児で語学を学ぶにもいい経験かと思い、帯同することにしました。

この先の日本はますます子どもが苦労する時代になると思います。
海外赴任の経験が、息子の将来にとって広い視野を持つ選択肢になったらいいなと考えるようになりました。

人それぞれ価値観が違うので、家族帯同するのか、単身赴任なのか、いろんな考え方があります。

どちらを選んだとしても家族が納得できる選択ができたらいいですよね。

まとめ

海外赴任に家族帯同と単身赴任のメリット・デメリットについてまとめました。

  • 家族帯同で駐在する世帯が約6割
  • 単身赴任の駐在員は約4割
  • 家族帯同不可でない限り、一緒に行く世帯が多い
  • 駐在期間は3年~5年程の企業が多い
  • 家族でよく話し合って決める

慣れている環境から別の国で仕事をすることは大変なことがとても多いです。

しかし、貴重な経験であることに変わりありません。家族でよく話し合い、乗り越えていきましょう。

これからも海外赴任について悩むことなどまとめていきますので、よろしくお願いします

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