海外赴任・駐在が決まった時の生命保険の見直しと手続きについて

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海外赴任が決まるといろいろな手続きが必要になります。

煩雑な手続きはつい後回しにしてしまいがちですが、早めに対応することが大切です。

この記事ではFP2級を持つ筆者が、実際におこなった現在加入している生命保険の見直しや海外渡航の際の手続き、海外赴任向け保険の検討について解説しています。

加入しているものによっては海外に出国する場合、解約しなければいけないものがあります。

手続きに時間がかかる可能性がありますので、海外赴任が決まったら早めに加入している保険会社へ確認をとるようにしてくださいね。

目次

海外赴任が決まったら保険の見直し&手続きを!

保険料控除証明書

海外赴任が決まると準備で忙しいですが、ギリギリで慌てないように手続きなどは早めに行いましょう。

意外と後回しにしがちなのが加入している保険の見直しです。

わたしの夫が加入している保険は
・FWD生命 収入保障保険
・県民共済 生命共済 総合保障2型

以前保険の見直しを行い、必要最低限の保障に掛け捨てで加入しています。

会社員の人ならば、毎年11月頃に保険会社から「生命保険料控除証明書」が届き年末調整を行いますよね。

今回わたしの夫は4月に海外へ渡航し、年度の途中での海外赴任となるため、4月末までの給与で年末調整を行いました。(会社で手続きしてくれる)

住宅ローン控除は普段ですと年末調整で申請できますが、年度の途中では申請できません。
引き続き家族が自宅に住む場合は確定申告にて申請が可能です。

その際、2023年1月~4月までの日本に勤務している期間分の保険料控除証明書を保険会社に発行してもらう必要があります。

オンラインで手続きできるのは昨年度の保険料控除証明書の再発行のみなので、保険会社に電話で問い合わせをして発行してもらいます。

各保険会社・加入している保険によって対応は異なりますので、わが家の場合を参考にご紹介します。

FWD生命保険株式会社の手続き

わたしの夫が加入している保険は「無解約返戻金型収入保障保険Ⅱ」という商品です。

この保険は海外赴任中も加入し続けることが可能でした。

電話で問い合わせたところ、保険料の支払いが確認できている月までの保険料控除証明書の発行が可能とのこと。
わが家の保険料はクレジットカード払いになっていて、4月分の支払いがまだ行われていませんでした。
なので、4月分は銀行口座に振込し4月分までの保険料控除証明書を発行していただきました。

また、FWD生命保険株式会社は、半年以上海外へ転居する場合に「海外への転居通知書」の届け出が必要です。

  • 保険料の振替が国内の契約者本人あるいは同居の親族の口座であること
  • クレジットカード払いの場合は契約者本人の名義のみ設定が可能
  • 代理人は契約者・被保険者の配偶者または2親等以内の親族を指定すること

わが家では、現在も支払っているクレジットカードをそのまま利用するので「海外への転居通知書」の届け出のみで大丈夫でした。

口座引き落としの人が、口座を解約するなどの理由で、代理人名義の口座引き落としに変更する場合は「口座振替依頼書」の提出が必要になります。

必要な書類は自宅に郵送されるので、FWD生命保険株式会社で保険を契約している場合は、総合サービスセンターまで連絡をしてくださいね。

家族で帯同する時にはもう一度「海外への転居通知書」を届け出る必要があります。
その時は、どちらかの親などの住所に変更しておきましょう。

県民共済の手続き

県民共済の生命共済「総合保障2型」に加入しています。

月々2,000円の掛け金で入院・通院・死亡保障が受けられる人気の商品です。

こちらの保険に関しては2年以上海外へ渡航する場合、保険を解約する必要があるとの回答でした。

生命保険料控除証明書の発行は2週間ほど時間がかかるとのことでしたので、海外赴任が決まったら早めに手続きするのがおすすめです。

県民共済は満18歳~満64歳までの健康な人が加入できる保険で、掛け金も満64歳まで変わらないのが家計に助かるポイント。
まだ先の話ですが、海外赴任が終わり帰国したら再度加入しようと思っています。

住んでいる地域によって問い合わせ先が違うので、お住いの県民共済へ問い合わせをしてくださいね。

海外赴任先での生命保険はどうする?

世界地図

慣れない海外での生活や働き方によって、リスクや保障が変わってくるため、それに合わせて保険の見直しをする必要があります。

まずは、現在加入している保険が海外でも有効なのか保障内容を確認しましょう。
保険金が支払われる条件や金額、支払い方法なども調べる必要があります。

海外赴任時に日本で加入している保険を継続することが出来る場合もありますが、足りない部分は「海外生活保険」への加入を検討する必要があるかもしれません。

「海外生活保険」とは、海外生活に特化した保険で、海外に滞在している間に発生するリスクに対応できる保証が含まれています。

例えば、現地での医療費や入院費、帰国費用や盗難・紛失による損害、行方不明になった場合の保障など、様々なリスクに対応しているものが多いです。

海外生活保険は、大手の生命保険会社から海外赴任向け保険として発売されています。

加入する際には必要な保障内容やプラン、支払い方法や毎月の保険料の金額など比較し、自分に合った保険を選ぶようにしましょう。

会社によって対応は違いますが、会社が保険に加入している場合もありますので、自分で保険に加入する前に一度会社に問い合わせをしてみてください。

夫が勤める会社では、会社で保険に加入していて、医療費の実費を駐在先の支店が負担してくれるようなので、海外赴任向け保険は個人で入らない予定です。

各社生命保険会社の海外赴任向け保険

保険の説明

大手の保険会社が発売している海外赴任向け保険を4つ紹介します!

海外に滞在する日数や保障、年齢によって保険料が大きく変わりますので、検討の際は各社に見積もりをお願いすることをおすすめします。

海外赴任で加入する保険の選び方と注意点

注意点

海外赴任向け保険に加入する場合、気を付けたいポイントがいくつかあります。

  • 家族が帯同する場合の家族向けプランがあるか?
  • 病気をしたときのサポートは大丈夫か?日本語で対応できるか?
  • 保険期間の延長や更新ができるか、契約満了前に解約した場合の返戻金はあるか?

心配なのは、慣れない海外でケガや病気になったときだと思います。

その時に日本語でサポートしてくれるのは心強いはず。
サポート体制など確認して加入するか判断するようにしましょう。

まとめ

今回は海外赴任時の生命保険の手続きと、海外駐在向け保険についてまとめました。

手続きには時間がかかりますので、海外赴任か決まったら早めに手続きを行いましょう。

また、たくさんの保険に加入していると、その数だけ手続きが必要になります。
定期的に保険の見直しを行い、必要最低限の保険にしておくことをおすすめします♪

最後までご覧いただきありがとうございました!

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